ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)は、音楽を指導する人や学ぶ人が、自分の力を確かめながら、総合的な音楽力を身につけ、楽しみながら創造的で豊かな音楽表現に取り組むことを目指し制定されました。
ヤマハグレードは、音楽を学ぶ幅広い層の人々が客観的に自分の力量を知り、その能力を伸ばすためにはどのような学習を行ったらよいかを確認するための指針となります。
受験者の音楽力や目標に合わせてさまざまなレベルがあり、大別すると鍵盤初心者を対象とした13〜11級、学習者のための10〜6級、より高い演奏力を目指す方や指導者を目指す方のための5級以上のグレード、ヤマハ音楽教室幼児科修了生を対象とした幼児科音楽音楽基礎グレードがあります。このように、初心者から上級者まで段階を追って目標感を持ちながら学習することができます。
1967年に制定以来、ヤマハグレードの受験者数は延べ1,000万人を超え、音楽能力の社会的評価基準として信頼されています。
ヤマハグレードは、国内はもとより海外でも実施されています。アジアをはじめ、北米、中南米、ヨーロッパ、オセアニアと30を超える国と地域で実施されています。